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<特殊詐欺>積極的な高齢女性 被害傾向

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 積極的に行動し、失敗への不安が少ない高齢の女性は詐欺被害に遭いやすい-。そんな仮説を青森大(青森市)の渋谷泰秀教授(計量心理学)が青森市民を対象にした調査からまとめた。心理学から特殊詐欺を分析した研究は珍しく、横浜市で開催中の国際心理学会議で28日に発表する。

 調査は青森市の65~92歳の高齢者332人と、青森大の20~30代の学生144人の計476人を対象に2013年に実施。自分の性格や物事への考え方、住宅リフォームや健康食品といった代表的な詐欺商法への関わり方を選択回答で選んでもらった。

 それぞれの性格、考え方と詐欺商法への対処法の関連を分析した結果、将来への展望が不透明だと考える人は詐欺に遭いやすい傾向があることが判明。特に若い男性と高齢女性では強い相関性があることが分かった。

 さらに高齢女性は、積極的に行動し、失敗に対する不安が少ない人ほど詐欺商法に無防備で、被害を受けやすい傾向が強かった。

 実際、還付金詐欺や振り込め詐欺など特殊詐欺の被害者は全国的に高齢女性が目立つ。青森県警の統計でも今年1~6月の青森県内の被害者のうち7割近くが65歳以上の高齢者で、約7割は女性だった。

 渋谷教授は「見知らぬ電話から被害に遭う特殊詐欺では、高齢による認知能力の低下に加え、若いころは利点とされた積極性などが裏目に出るのではないか」と指摘する。

河北新報より引用